ブログ | 大和鋼管工業株式会社

“失敗”や“苦難”への向き合い方について

作成者: 中村 慎市郎|2025.02.18

大和鋼管の中村です。我々は生きていると多くの“失敗”をしますし、予期せぬタイミングで想定以上の“苦難”に直面する事が起こります。

特に仕事に於いては、“会社”という組織の目的は常に進化していくモノですし、常に会社としての“全体性への感性”を持ちながら、正しい“自己管理”を行う事はとても難しく感じてしまいがちです。“0災害の追求”に於いてもそれは同様です。

「“真っ当、前向き”に、仕事の生き甲斐を、人生に生き甲斐を見出す」が、大和鋼管を含む我々one to ONEグループのモットーですが、“0災害の追求”の為にも、如何に“失敗”や“苦難”を乗越えられるかが、常に課題になります。

「失敗した自分が許せない」、「何故こんな苦難を強いられるのか納得が行かない」、「どうやって乗越えてイイのかわからない」という思いや感情は、自ずと自身をネガティブにしてしまい、従来持ち合わせている”有能さ”を発揮することを妨げ、頭も心も体も不安全になってしまいます。

“失敗”や“苦難”を乗越える方法は、二つしかありません。それは“受入れる”か“発奮する”かです。

先ず“受入れる”ですが、根本にあるのは正に“人間万事塞翁が馬”の逸話が示すとおり、仕事や人生に於いては、本当に何が良い事で何が悪い事なのかはわからないという考え方です。素直に目の前にある“失敗”や“苦難”をあるがままに“受入れる”事ができれば、我々は次に進める様になります。

次の“発奮する”ですが、これは“失敗から学ぶ”や“苦労は買ってでもする”といった、もう少し積極的な姿勢です。“ピンチはチャンス”と思う事で、正に“失敗”や“苦難”をバネにして、更に自身の“有能さ”を発揮していこうとする前向きな姿勢で、“失敗”や“苦難”を切掛に更なる高み 見を目指す事ができれば、我々は更に進める様になります。

我々の“有能さ”は、当然ながら“頭と心と体”が“健全”な時の方が、そうでない時よりも発揮されます。

従って“失敗”や“苦難”に直面した際には、速やかに自分の中にある“賢者”を起動し、“受入れる”もしくは“発奮する”を決断を以て次に進めれば、「“真っ当、前向き”に、仕事の生き甲斐を、人生に生き甲斐を見出す」に繋がっていく筈です。

行動すれば、次の現実。

様々な変化の中で多くの“失敗”と“苦難”に直面する日々ですが、素早くそれを“受入れ”もしくは“発奮”することで、不屈に自身と仲間とパートナーの有能さを引き出し、乗越えていければと思います。

この“安全ブログ”の内容や我々の“0災害の追求”の取り組みについて、ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡いただければと思います。

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎