大和鋼管の中村です。大和鋼管は、製造現場の若手社員である“池田さん”の日頃の安全に関する気付きや疑問を踏まえ、“安全ブログ”で“0災害の追求”について深掘りすることに取り組んでいます。
八回目となる今回のテーマは、大和鋼管が毎月行っているもう一つの“0災害の追求”に関する取組、“改善重点日”についてです。
ブログの構成とドラフトは、引続きOpenAI社のChatGPTを活用しています。皆さんが安全関連の情報発信を更に効果的/効率的にする上で、参考にしていただければと考えています。
◆ 1. 改善重点日とは?
池田: 中村さん、来週の「改善重点日」って、何をやるんでしたっけ?「安全の日」とはまた違うんですよね?
中村: オォ、いい質問だね池田くん。「改善重点日」は、毎月“安全の日”の約一週間後に設定されている活動日で、“安全の日”で得られた気づきや指摘事項を、実際の改善行動に落とし込む日なんだよ。
池田: なるほど、「安全の日」で終わらせずに、シッカリと“次のアクション”まで用意されてるんですね。
中村: そのとおり。「安全の日」で見えた課題や気づきが、“やりっぱなし”にならないように、改善重点日がある。皆さん一人ひとりの”0災害の追求”を、実践/反復/定着させていく機会になっているんだよ。
◆ 2. 改善重点日を実施する理由は?
池田: じゃあ、「安全の日」は一ヶ月の“0災害の追求”の振り返りと現状確認、「改善重点日」はそれを踏まえて実際に改善を前に進む日って感じですか?
中村: そうだね。「安全の日」で見えた課題や気づきが、“結局変化ナシ”の予定調和に陥らないようにする為に、改善重点日があるという位置付けだね。
そもそもこの活動自体、過去に発生した重大災害の反省から、“0災害の追求”への具体的な「予防措置」を、実際に行動に移す重要性に気づいて立ち上がった取り組みなんだ。
◆ 3. 危険箇所改善と安全・安心・健康の為の5S
池田: この前の「安全の日」でも、誰も居ない安全通路にバン木や脚立が放置されてるって話題になりましたよね。
中村: そうだね。あれも、実は通路の確保や視認性の低下につながる、れっきとした“リスク”なんだよ。「改善重点日」は、安全/安心/健康の為の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に基づいて、現場の環境を見直す良い機会なんだ。
例えば、「通路に不要なモノが置かれていないか?」や「表示が剥がれていないか?」や「備品が正しい場所に戻されているか?」等を一人ひとりが、見て・考えて・動く日なんだ。
池田: 普段見てるようで、見落としてること、結構ありそうです。
中村: そう。現場の当たり前に、”0災害の追求”として疑問を持つ視点こそが、災害防止の鍵になるんだよ。
◆ 4. 改善重点日で得られることとは?
池田: じゃあ、具体的にはどんな改善をしてるんですか?
中村: そうだね。例えば「標識の張り替え」、「段差への注意表示」、「備品棚の整理」、「照明の追加」など、すぐに着手できることから始めているよ。
重要なのは、改善内容の大小よりも“改善を自分たちで考え、実行する”という経験そのものなんだ。そうすると、自分たちの職場に“当事者意識”が芽生えてくる。
池田: 確かに、みんなが自ら変えた現場は、ちょっと大事にしたくなる感じがしますね。
中村: その気持ちが、“0災害”を目指す土台になる。行動が意識を変え、職場の文化を育てるんだよ。
◆ 5. “0災害の追求”のポイント
池田: ということは、「改善重点日」もゼロ災害に直結してるんですね?
中村: もちろん。安全とは“気づいた時に動ける文化”からしか生まれない。
「安全の日」で気づき、「改善重点日」で動く。
この流れがヒヤリハットや予防措置の充実を促して、事故の芽を確実に潰していく循環なんだ。その積み重ねが、私たちが目指す“0災害”を実現する王道なんだよ。
「改善重点日」は、単なる“安全の日”のフォローアップではありません。それは、“安全の日”で得た気づきを、確実に行動へとつなげる“実践の日”であり、過去の事故の反省から生まれた“未来を守るための取組です。
この取組は、改善箇所の大小に関係なく、一人ひとりが“0災害の追求”に関心を持ち、”自ら考え、仲間と共有し、行動する”きっかけになります。
そしてその積み重ねこそが、安全文化の醸成につながり、“0災害への道”を照らしてくれます。
あなたも是非、日々の業務の中での“0災害の追求にまつわる「気づき」を、一つでもカタチにしてみてください。その一歩が、誰かの命を守る大きな一歩になるかもしれません。
今回の安全ブログは以上です。引続き皆さんともザックバランに情報共有/意見交換をさせて貰いながら、この取組を深めて行ければと考えています。ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。
最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。
大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎