ブログ | 大和鋼管工業株式会社

「頭と視界を守る」その意識が事故を防ぐ第一歩

作成者: 中村 慎市郎|2025.12.02

大和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、若手社員の“池田さん”が製造現場で得た日々の気付きや疑問を私との遣り取りの中で深掘りし、“0災害の追求”の考え方と実践を皆さんと一緒に充実させる事を目的としています。

前回から現場で使用している“保護具”をテーマにしており、二回目の今回は“ヘルメットと保護メガネ”についてです。

これ迄と同様に、今回もブログの構成とドラフトはOpenAI社のChatGPTを活用し作成していますので、皆さんが安全関連の情報発信に取り組む際の効果/効率の向上の参考にしていただければ幸いです。

中村: 池田くん、今日は非定常作業の炉周りの修繕で、火花が飛ぶ現場に入ってたよね? ヘルメットと保護メガネ、しっかり装着できてたかい?

 

 

池田: もちろんです! でも、実はちょっとだけヘルメットがきつくて…。冬でも炉周りの作業は暑いので、調整バンドの位置を変えた方がいいのかなと。

 

中村: それは早めに調整したほうがいいね。フィットしていないヘルメットは、いざという時に頭を守ってくれないからね。ヘルメットは「命を守る最前線」。落下物や転倒、万が一の衝突など、頭部のケガは命に関わることもあるんだ。


 

池田: わかってはいたんですけど、ついつい作業を優先してしまって…。

 

 

中村: その「つい」が事故に繋がる。“0災害の追求”として再三言っているけど、「安全を守るのは、仕組みと習慣」。毎回きちんと着用・点検するのが習慣になれば、防げる事故はたくさんあるよ。


 

 

池田: 保護メガネも、ちょっと曇って見づらかったので、途中で外しそうになったんですよ。でも、「アッ、これ危ないな」って思い直して少し付けたまま作業して、区切りができ次第現場から離れて、安全な場所で曇り止めを付け直しました。

 

中村: それは賢明な判断だったね。保護メガネは、粉じんや火花、飛来物などから目を守る大事な保護具。目に何か入ってしまったら、作業はできなくなるし、場合によっては一生の問題になる可能性もあるからね。

 

 

池田: 視界が悪くなったら交換のタイミングですか?


 

中村: その通り。傷や曇りがひどくなってきたら、無理して使い続けるのはNG。視界が悪いと、周囲の危険に気づくのも遅れてしまうから、何かあった時に焦ってかえってリスクが増えるんだよ。

 

 

池田: “少しの作業だからその場で外しても大丈夫”って考え方、ほんとに危ないんですね…。




 

中村: そうだね。作業の大小じゃなくて、“何が起きる可能性があるか”で判断しないといけない。特に作業に慣れてきた時期の若手や、熟練者やベテランほど「慣れ」で油断しがちなんだ。

 

 

池田: 確かに、自分も慣れてくると「いけるかな」と思ってしまう時があります。気をつけないと。


 

中村: 池田くんも、自分の安全だけじゃなくて、気が付いたら後輩にも声をかけてね。
“0災害の追求”の習慣は、“意識の深さ × 反復”。
自分で守るだけじゃなく、仲間の安全にも目を向ける。一人ひとりの意識の積み重ねが、現場全体の“0災害の追求”の姿勢や文化になるんだよ。

 

池田: 了解です! さっきも後輩がヘルメットのあごひもをつけ忘れていたので、そっと声をかけて直してもらいました。

 

中村: オォ、イイ感じだね。注意できる、される文化が根付けば、職場の空気はもっと良くなるし、0災害にも近づいていけるね。

 

 

ヘルメットと保護メガネは、「頭」と「視界」という重要な部位を守る最前線の保護具です。

正しい装着と定期的な点検、そして状態の悪化に応じた着実な交換。この基本を徹底することが、現場の安全レベルを大きく引き上げます。

また、「少しの作業だから…」という油断が最も大きなリスクです。

保護具は、“念のため”ではなく、“当然の備え”として身につけるものなので、一人ひとりを“0災害の追求”を実践/反復/定着させることが、全員の安全意識を深め、自身と仲間を守る行動につながります。

今日も明日も、“0災害の追求”としての一歩を、確実に積み重ねていきましょう。

引続き“0災害の追求”の一環として、“安全/安心/健康に働き続けられる職場づくり”に多面的に取り組んでいきますので、これからもザックバランに皆さんと情報共有/意見交換をさせていただければと思います。

今回の安全ブログは以上です。このブログとの関連にかかわらず、“0災害の追求”の取組に関して、何かお気付きの点やご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎