大和鋼管の中村です。前回のブログでの新たなアプローチは如何だったでしょうか?
社内からは少なからずポジティブなフィードバックを貰えたので、引続き現場経験のある当社の若手社員“池田さん”と一緒に、我々の“0災害の追求”のみならず、製造業を中心に世の中の安全に関する取組に少しでも貢献できるように、更なる情報提供の充実に取り組んで行きたいと思います。
今回も生成AIの一つであるChatGPTの力も借りて、今迄の記事も振返りながら、“失敗”と“安全”に関して記事を書いてみました。皆さんの安全への取組の参考にしていただければ幸いです。宜しくお願い致します。
池田: 中村さん、そのテーマはすごくリアルです。数年前、先輩がクレーン操作時に決められた作業ではない作業を行なっていた事があって、先輩に「危険じゃないですか?」と伝えたかったのですが「忙しそうだし慣れてる作業だから後でいいか…」と遠慮してやり過ごしてしまいました。その結果、足を滑らす“ヒヤリハット”が起きてしまったのです。あの時ちゃんと伝えていればと、今でも思い出し反省しています。
池田: どうすれば現場のコミュニケーションを改善できますか? 先輩も後輩も、もっとスムーズに話せるようになるには、何をしたらいいでしょうか?
中村: まず会社として「気づいたらすぐ言う」ということを、現場全体のルールとして浸透させよう。例えば毎朝の班のミーティングで、若手や先輩の壁なく自由に意見を言えるよう、意見交換タイムを導入する。それだけでも相手が話しやすい雰囲気を作れると思うんだ。それに、【参考:Oppose Then Commit=意見してから本気で取り組む】のように、一旦みんなで意見を出して取組が確定したら、先ずは実践してみることで、人間関係やコミュニケーションをさらに活発化させたいね。
池田: なるほど、全員が意見を言いやすい環境をまず作ることですね。数年前の僕の失敗も、最初から先輩とコミュニケーションを取る機会が多ければ防げたかもしれません。実際に動いてみてから日常的なコミュニケーションを工夫することで、危険を更に減らせる気がします。
中村: その通りだよ。これまでのブログで紹介した【参考:Empowered=信頼されやる気が高い】という考えも活かして、「自分の意見が尊重されている」と感じられる職場を作っていこう。現場の仲間一人ひとりの声が、会社全体の“0災害の追求”を進めていく力になるということを、改めて伝えていきたいね。
池田: 中村さんの言う通りですね。失敗から学んで、現場のみんなでコミュニケーションの壁を乗り越えていきます!
中村: そうしよう。今回のような“失敗”した経験をみんなで共有して、次に活かす文化を会社全体で根付かせたい。これこそが本当の意味での「0災害」への道だと思う。みんなで一緒に頑張っていこう!
コミュニケーション不足や人間関係の壁は、現場の安全を脅かす重大な要因です。一方で人間は誰もが完璧ではないので、様々な要因で不本意ながら“失敗”を起こしますし、そういう時ほど周囲からの支援や協力が重要になります。
常に“失敗”から学び、『気づいたことをためらわずに伝え合う』文化を築くことが、私たち一人ひとりの頭と心と体の健全さに繋がり、会社としての安全・安心を大きく前進させます。
社員全員がコミュニケーションを大切にし、互いの思いを“目で見て、耳で聴いて、心で感じ”、各々の声を尊重し合える環境を整えることで、これからも“0災害の追求”を徹底していきたいと思います。
この“安全ブログ”の内容や我々の“0災害の追求”の取り組みについて、ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡いただければと思います。
最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。
大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎