メッキ鋼管用語集

六角レンチ

"六角レンチ"とは、”六角棒スパナ“とも呼ばれ、正六角形の穴を持つ"六角穴付き止めネジ"や、”キャップスクリュー”とも呼ばれている"六角穴付きボルト"を固定したり緩めるための工具です。

従来は”四角ボルト”が主流でしたが、使用中に衣服等がに引っ掛かかり作業者が危険にさらされるケースがあり、安全にボルトを回す事ができる”六角レンチ”が開発されました。

また”六角レンチ”を使用することで、ボルトやネジの"頭の部分を円形にできたり、差し込んだ際にボルトやネジとの接触面積が大きくなるので壊れにくくなるといったメリットがあります

”六角レンチ”は携帯用のコンパクトな製品以外は、殆どが長辺と短辺からなる”L字型”となっており、JIS規格で寸法が決められています。

この”L字型”の形状により、ボルトに大きな力を加える必要がある時には、短辺をボルトに六角穴の底まで完全に差し込み長辺を持って回す事で大きなトルクを得る事ができます。

”L字型”の”六角レンチ”の長辺にパイプ等を差し込んで延長し、更に大きなトルクを得ることはできますが、ボルトや”六角レンチ”自体の破損を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

六角レンチ

 

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