メッキ鋼管用語集

塑性変形 (そせいへんけい)

"塑性変形 (そせいへんけい)"とは、物体に"弾性変形"の範囲を超える力を加えたときに、その力を取り除いても元の形状に戻らず変形が永久的に残る現象のことを示します。

塑性変形3
上記の図に於いて"塑性領域"は、その材料から力を除いても、元の形に戻らない領域のことを示しており、逆に"弾性領域"はその材料から加えた力を除くと、ばねのように元の形に戻る領域を示しています。

鋼材に"プレス加工"や"曲げ加工"などの加工を行う際には、対象となる素材の"降伏点"を超えると"塑性変形"が生じるため、この性質を利用して鋼材の成形は行われます。

"塑性変形"に関連し発生する問題としては、"塑性加工"が繰り返されると金属材料が硬く脆くなる"加工硬化"が生じることがあげられ、過度な加工を繰り返し行うと材料自体の機能に支障が生じる恐れがあるので注意が必要です。

また図に示される"塑性領域"の範囲が大きいほど、対象となる素材の"伸び"も大きくなり、柔軟な加工が行える材料だということが解ります。

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