油性コーキング材

"油性コーキング材"とは、天然樹脂/合成樹脂/アルキド樹脂などの樹脂と炭酸カルシウムなどの素材を混合して製造したペースト状のシーリング材で、小さな目地のシールに使用されます。

[JP]油性コーキング材

"油性コーキング材"は耐久性の高さが特徴で、紫外線などの影響を受けにくいので、長持ちしやすいというメリットがありますが、時間が経過しても内部は硬化しないため、触れると柔らかい感触になります。
 
建築用の”油性コーキング材"はJIS A 5751で規定されていましたが、2004年に廃止されており、"油性コーキング材"に含まれるアスベストが問題視されたことから、近年はほとんど使用されていません。また含まれている石綿の使用も現在禁止されています。
 
建物への"油性コーキング材"の使用は減りましたが、かつての名残りから"コーキング材"や"コーキング工事・処理"といった言葉が今でも使われています。
 
なお"油性コーキング"は水を弾く為、その上から塗装することはできません。塗装を検討している場所には"油性コーキング"を使用しないように気をつけましょう。
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