メッキ鋼管用語集
メッキ鋼管用語集
"デシベル (dB)"とは、騒音などを測定する際の音の大きさである"音圧"を測定に一般的に用いられている単位で、振動・電力・電流・電波などの分野でも使われています。
"デシベル "の単位表記である"dB"の"d "は10-1を意味し、"B"は世界初の実用的電話の発明で知られている"アレクサンダー・グラハム・ベル"にちなんでいます。
私たちの耳は、蚊の羽音のような非常に小さな音からジェット機のエンジンのような巨大な音まで、きわめて広い範囲の音を聞き取ることが可能ですが、この膨大な範囲の音の大きさの数値を分かりやすく扱うために"対数 (たいすう)"という特殊な目盛りが使われています。
例えば、音の大きさが10倍になると「+10dB」、100倍になると「+20dB」と加算で表現され、体感的には10dB上がると音の大きさが約2倍に聞こえるとされいます。
例えば私たちの身の回りでは、静かな図書館が約30dB、普通の会話が約60dB、パチンコ店内が約90dBですが、85dB以上の音を長時間聞くと、聴力に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
つまり”デシベル”は、音に関して人々の健康を守ったり、相応しい生活環境を整備したりする上での基準としても、重要な役割を担っている訳です。