メッキ鋼管用語集

一般構造用角形鋼管

"一般構造用角形鋼管"とは、建築や土木及びその他の構造物の部材として使用されている角形の鋼管で、通称"JIS規格"として広く認知されている"日本産業規格"では、"JIS G 3466"として規定されています。

[JP][Blog]バタ角のイメージ

"一般構造用角形鋼管"は、アルファベットで"STKR (エス・ ティー・ケー・アール)"と記号表記されますが、"ST"は日本語で鋼管を意味する"Steel Tube"、"K"は日本語の"構造"のアルファベット表記"Kouzou"、"R"は長方形を意味する"Rectangular (レクタンギュラー)"を組み合わせた略称になっています。

"一般構造用角形鋼管"には、引張強さが400N/㎟以上の"STKR400"と490N/㎟以上の"STKR490"の2種類があります。各々の機械的な性質は以下の表のとおりです。

一般構造用角形鋼管 機械的性質[JP]バタ角 性能表

"STKR400"は、住宅やインフラ関連施設などの各種構造部材として広く使用される一方、"STKR490"は、高強度を必要とする建築・土木部材や建設・産業機械のフレーム及びフェンスなどに用いられています。

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