メッキ鋼管用語集
メッキ鋼管用語集
"脆性(ぜいせい)"とは、物質が外からの力を受けた際、ほとんど変形しないまま破壊される性質のことで、ガラスや陶器のように強い衝撃が加わると、ひび割れが進み粉々に割れる特性を指します。
金属の場合、"靱性"、"延性"の高い材料であれば、力が加わった際に原子の並びがズレることで、エネルギーを吸収/分散し、変形しながら耐えますが、"脆性"の高い材料は"結晶材料"や"化学結合"の特性により、変形が起こりにくいという性質があります。
また"鋼"では、"水素脆性"と呼ばれる金属内に水素が侵入することで、"靱性"が低下し、突然割れてしまう現象が知られており、水素が"鋼"の中に吸収されるのは、腐食や溶接時などの際に多く確認でき、鋼材を使用する上では避けて通れない課題の一つです。
"脆性"の対局にある特性としては、材料が破壊されるまでにどれだけ変形に耐え、エネルギーを吸収できるかを示す性質である"靱性"や、材料に力を加えたとき、割れたり壊れたりせずに"塑性変形"することで引き伸ばされる"延性"があります。