メッキ鋼管用語集

銑鉄 (せんてつ)

"銑鉄(せんてつ)"とは、"高炉"で行われる製鉄プロセスに於いて、"鉄鉱石"と石炭を蒸し焼きにした"コークス"を混ぜて還元反応を起こして得られた"炭素"の含有量が多い"鉄"のことです。

[JP]銑鉄

この"銑鉄"を生産する工程は、"製銑(せいせん)"と呼ばれており、具体的には、地球上に豊富に存在する"鉄鉱石"である"酸化鉄"を還元反応させることで"鉄"を取り出す作業です。この作業を行うことで、初めてリサイクルが可能になります。

更にこの"銑鉄"に、"転炉"や"電気炉"で更に"酸素"を吹き込むことで、"炭素"や"シリコン"及び"マンガン"などの含有物の量が調整され、粘りのある"鋼"となり、様々な形状に加工されていきます。

 

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