メッキ鋼管用語集

鋳鋼 (ちゅうこう)

"鋳鋼(ちゅうこう)"とは、炭素量が2.14%以下の"鋼(はがね)"を溶かして型に流し込み、冷やし固めて作った金属製品の名称です。

一般的には、"鋳物(いもの)"という言葉をよく聞きますが、"鋳物"は"鋼"の他、"銅"や"アルミニウム"など金属全般を溶かし、型に流し込んで作った製品の総称ですので、
"鋳鋼"は"鋳物"の中の一つの種類であると言えます。


"鋳鋼"は、"引張強度"が高く衝撃にも強いという特性を持っています。

さらに"鋳鋼"は、粘り強さを示す靭性(じんせい)や溶接性にも優れているため、建設機械のバケットや鉄道車両の連結器など、高い安全性と耐久性が求められる過酷な環境下での大型構造部品に広く採用されています。

また、"鋼"を溶かして型に流し込むため、複雑な形状や大型の部品を一度に作りたい場合に非常に適しています。

金属加工の方法として、"鋳鋼"とよく比較されるものに"鍛鋼(たんこう)"がありますが、"鋳鋼"は溶かした"鋼"を型に流し込む加工方法であるのに対して、"鍛鋼"は固体の"鋼"そのものに圧力を加えて成形する方法です。

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