IE(Industrial Engineering)

IEとは、Industrial Engineering(インダストリアル・エンジニアリング)の略で、日本語では生産工学と訳され、工程や作業内容を科学的に分析して、生産管理を最適化する手法のことを言います。

1900年初めに、アメリカの技術者兼経営学者フレデリック・テーラーによって提唱された概念で、日本の大手企業でも一般化しています。

IEの定義は各国それぞれであり、IEの発展とともに変化し続けています。日本IE協会では、「IEは、人間、材料、および設備が一体となって機能を発揮するマネジメント・システムの設計、改良、設置をすることである。前記システムの成果を規定し、予測し、評価するために、数学、自然科学、人文科学中の特定の知識を利用するとともに、技術上の分析と総合についての原理と手法を併用する」と定義しており、生産管理における無駄な作業や工程を無くすことを目的としています。

一般的には、IEの手法を使って組織のルールや資産管理の仕組み等を改善/最適化する活動を「IE活動」と呼ばれています。

新規CTA

RELATED WORD関連用語


RELATED ARTICLE関連記事