φ (ファイ)

φとは、図面によく使われる記号で、"直径"を意味します。"ファイ"と発音される事が多いですが、別途"パイ"や"マル"と呼ぶ場合もあります。
 
従来は数字の"0 (ゼロ)"と区別をつける為に"◯"に斜め線"/"を入れたものなので、ギリシア文字の"Φ(ファイ)"に似ていますがそもそもの成り立ちは異なり、その後にその形状から呼称が付与された様ですが、一方でパソコン等の文字入力では、ギリシア文字の"Φ"の斜体で代用されています。
 
例えば"φ50"とあれば、"直径"が"50mm"という意味ですが、一般的に図面には"mm"や"cm"などの単位は書かれておらず、図面の標準単位が"mm"なので、自ずとミリ単位だと解釈されます。
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