メッキ鋼管用語集

クロスカット試験法

”クロスカット試験法”とは、JIS規格で”クロスカット法”として規定されており、塗装の重要な品質性能である密着性を良否を判定する試験方法のことで、テスト方法が簡易的且つ結果がすぐに得られる試験であるで広く採用されています。

カッターガイド写真:カッターガイド(測定器)

試験方法は素地まで達する6本の格子状の切り込みを入れた碁盤目にセロハンテープを貼り、テープを約60°の角度で剥がして、剥がれた格子の碁盤目の状態を標準図と比較をして塗膜の耐性を評価します。

カットの間隔は以下の通りに決められています。

膜厚 カット間隔
0~60μm 硬い素地の場合1mm間隔
軟らかい素地の場合2mm間隔
61~120μm 硬い、軟らかい素地の両方とも2mm間隔
121~250μm 硬い、軟らかい素地の両方とも3mm間隔

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