ヤード

仮設業界において"ヤード"とは資材置き場のことを示し、建築現場で使用される仮設部材を次の現場に搬出するまで保管したり、選別や修理/修繕及び汚れを落とす等の整備作業を行う場所を示します。

仮設資材の"ヤード"は、基本的に住宅街から離れた郊外や工業地帯でも中心地から遠い場所に設置されることが殆どで、周りが森などの自然に囲まれていたり、工事現場で見るような仮囲いが設置されている事もあります。

その理由は、広大な土地がより安価に確保できることもありますが、搬入/搬出や整備によって発生する騒音等の被害から住民や往来する人々を守る為だと考えられます。

仮設資材の"ヤード"を整理整頓することで、積み込みや整備の作業を効率的に行えたり、仮設資材の破損を防ぎ資産価値を守ることもできるため、規模の大きな会社では”ヤード”の管理をする人財を専門で雇うこともあります。