冷間圧延鋼板

"冷間圧延鋼板"とは、回転する2本以上のロールで材料を押しつぶしつつ引き延ばし形状を変化させる金属の塑性加工のひとつである”圧延”によって、室温や常温の環境下で加工された鋼板の事です。

[JP][Blog]冷間圧延鋼板キービジュアル

更に”圧延”はロールの間隔を変えることで板厚を変更したり、複数のロールを立体的に配置してレールのような独特な断面を持つ連続した部材を高速で加工できるのが特徴です。

一方で室温や常温の環境下で圧延された冷間圧延鋼板とは異なり、加熱等により900℃〜1,200℃の高い温度の環境下で”圧延”された鋼板は、"熱間圧延鋼板"と呼ばれます。

”冷間圧延鋼板”と”熱間圧延鋼板”の特徴をそれぞれ以下の表にまとめましたのでご参照ください。

  熱間圧延鋼板 冷間圧延鋼板
寸法精度
表面 酸化皮膜 滑らか

 

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