メッキ鋼管用語集
メッキ鋼管用語集
"残留応力"とは、金属などの素材で外部からの荷重や熱などの外力を除いた後も、物体内部に残っている応力のことで、"引張残留応力"と"圧縮残留応力"の2種類が存在します。

"引張残留応力"は、溶接時の冷却などで発生し、金属表面の亀裂の進展や疲労強度の低下を引き起こし、応力腐食割れの原因として知られています。
"圧縮残留応力"とは、意図的な付与することが可能な"残留応力"で、微細な球状の粒子を金属の表面に高速で衝突させ、表面を冷間加工して強度を高める表面処理技術"ショットピーニング"等の加工することによって、亀裂の発生を抑えて疲労寿命や強度を向上させる効果があります。
製造現場では、製品の変形防止や耐久性向上のために、焼きなまし等の手段で不要な"残留応力"を低減・除去する"応力除去"の管理が重要とされています。