メッキ鋼管用語集
メッキ鋼管用語集
降伏点とは”降伏応力”とも言われ、鋼材の弾性領域と塑性領域の”境目”となる応力の数値を指します。
以下グラフの様に鋼材へ加える応力を次第に増加させた時に、応力と伸びが比例に変化をする"弾性領域"を越えると、鋼材が一時的に耐力が低下し伸びが不規則に変化をする"塑性領域"に入ります。
![[JP][Blog]伸びと応力グラフ](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%5BBlog%5D%E4%BC%B8%E3%81%B2%E3%82%99%E3%81%A8%E5%BF%9C%E5%8A%9B%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%A9%E3%83%95.png?width=500&name=%5BJP%5D%5BBlog%5D%E4%BC%B8%E3%81%B2%E3%82%99%E3%81%A8%E5%BF%9C%E5%8A%9B%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%A9%E3%83%95.png)
具体的に同サイズの鋼管を比較する場合であれば、降伏点が高ければ高いほど弾性領域が広くなる為、その鋼管は折れにくく強い鋼材だという事になります。
参考文献:コトバンク_弾性限度
参考文献:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)_塑性