面取り

面取りとは、機械加工後の素材に発生する鋭利な突起物である”バリ”や”角”を削り取る作業のことを言います。

面取り

面取りを施す目的は、主に以下の3つです。
  1. 怪我の防止
    現場作業者ならびにお客様が鋭利な”バリ”や”角”を誤って素手で触れてしまった場合は、怪我をする恐れがあり大変危険です。その為、面取りで端面に丸みをおびさせることで怪我の防止になります。
  2. 作業性の向上
    精密な設計で少しのズレが生じると組立ができない場合など、適切な箇所に面取りを施すことで作成物の組立をする際の作業性を向上することができます。
  3. 品質トラブルの防止
    鋭利な”バリ”や”角”が他部品に接触をしてしまった場合、傷の発生原因になります。また、面取りをしていない”バリ”や”角”が取れ、他部品の可動部に巻き込まれたりしてしまうことで、トラブルが生じる可能性もあります。そこで面取りを施すことで、他製品との接触による傷を発生させず品質トラブルの防止が可能になります。
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