メッキ鋼管用語集

鋼管杭

"鋼管杭"とは、建造物の地盤が軟弱な場合に、その強化を目的に地中に打ち込まれる杭のことです。

"鋼管杭"は垂直方向/水平方向ともに大きな耐力があるため、ビルなどの大きな建築物のみならず、道路/鉄道分野の構造物、更には港湾/河川分野の構造物の基礎としても採用されています。

"鋼管杭"は深度30m程度まで施工が可能であると言われ、また大型の場合は地面に打ち込んだ後は、鋼管の中にコンクリートを注入して更に強度を高める場合もあります。


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国土交通大臣が建築材料として認める木材/鋼材/コンクリートその他の材料は、安全性確保の必要性から"建築基準法"第37条によって規定され、下記のいずれかに該当するものと定められており、一般的に"指定建築材料"と呼ばれています。
 ①  日本産業規格(JIS)又は日本農林規格(JAS)に適合するもの
 ② 
国土交通大臣の認定を受けたもの

"鋼管杭"も"指定建築材料"の一つであり、"JIS A 5525"に規定されています。
参照リンク: 一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会

 

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