メッキ鋼管用語集

高設栽培

"高設栽培"とは、地面から一定の高さに"苗床"を設置する栽培方法で、日本の施設園芸に於いては、特にいちごの栽培で広く利用/採用されています。
 
"高設栽培"は、地面で直接生産物の栽培を行う従来の"土耕栽培"とは異なり、農業従事者が屈まずに様々な作業が行えるため、古い葉を取り除く"葉かぎ"や"収穫"等の作業に於いて、作業者の負担軽減や効率の向上が可能になります。
 
高設栽培
 
さらに、"高設栽培"は地面から離れ独立した"苗床"を作ることで周囲の環境に左右されにくくなる為、肥料や水やりなどの栽培管理が正確に行えるというメリットもあります。
 
ただし、"高設栽培"は、"土耕栽培"に比べて初期投資がより高額になることや、高度な栽培管理が求められる点などがデメリットとして挙げられます。

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