SDS (安全データシート)

"SDS"とは”安全データシート”を意味する英語表記の”Safety Data Sheet”の頭文字をとり、事業者が化学物質及び化学物質を含んだ製品を他の事業者に譲渡/提供する際に交付する、化学物質の危険有害性情報を記載した文書のことです。

労働安全衛生法では、事業者は自社の化学物質及び化学物質を含んだ製品の危険有害性に関し、化学品の分類及び表示に関する世界調和システムである”GHS”に基づく分類を行い、その内容を”SDS”に記載する必要があります。

日本国内では平成23年度までは一般的に”MSDS (Material Safety Data Sheet)”もしくは”化学物質等安全データシート”と呼ば れていましたが、国際的な整合性の観点から、"GHS"定義されている"SDS"に統一されました。

つまり日本の労働安全衛生法では、化学物質を安全に取り扱い災害を未然に防止することを目的に、政令で定める化学物質等を譲渡・提供する場合には”SDS”を交付による情報提供を義務づけている訳です。

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