アブレージョン

”アブレ―ジョン”とは英語では”abrasion”と表記され摩耗や擦り傷を意味しており、当社では輸送された亜鉛めっき鋼管の表面に稀に発生する直径1.0mm~5.0mmの黒点のことを指します。

”アブレ―ジョン”が発生する原因としては、輸送途中の振動や衝撃などによって製品が相互に摩擦され、亜鉛メッキが黒変することだと考えられています。

”アブレ―ジョン”が発生した部分の耐食性については、一般的には黒い部分も亜鉛で覆われているため本来の耐食性能を有している場合が多いと考えられますが、製品の外観/美観を損ねる事が主に問題となります。

発生を防ぐために、鋼管を結束するフープと呼ばれる帯鉄の数を増やすことや、フープを締める力を強くして輸送中の振動や衝撃をできるだけ小さくするなどの対策が取り入れられています。

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