アンコイラー

"アンコイラー"とは、コイル状に巻かれた原コイルスリットコイルの材料を巻き戻す装置のことを示し、日本語では"巻き戻し機"と呼ばれています。

 
[JP][Blog]アンコイラー20240313

JIS規格においては、金属製品/部品のプレス加工もしくは塑性加工で用いられるプレス機械の周辺装置の用語として"アンコイラ"があり、"コイル材を心棒で支持して外周から巻きほぐす装置"と記載されています。

小型のアンコイラーは"リールスタンド"とも呼ばれ、300kgくらいまで重量のコイルが積載可能な機種もあり、設置するだけですぐに使えます。

300kgを超える重さのコイルを供給する"アンコイラー"は"マンドレル式アンコイラー"である為、単に"マンドレル"と呼ばれることもあり、大型の"マンドレル式アンコイラー"には、2トン以上のコイルを取り付けることができるものもあります。

"アンコイラー"にはコイル材を取り付ける部分が1ヶ所のタイプと背中合わせに2ヶ所あるタイプがあり、2ヶ所あるタイプは材料が無くなる前に反対側に次のコイルを取り付けておいて、材料が無くなったらコイル取り付け部分を反転して効率良くすぐにセットできるような仕様になっています。

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