グリーン物流

"グリーン物流"とは、地球温暖化対策や資源を有効利用することを目的とした"地球に優しい物流"を指します。
"エコ物流""環境配慮型物流"の他、"グリーン・ロジスティクス"と呼ばれることもあります。

物流に係るCO2排出削減の他、広くは物流に係るゴミ排出を考えた物流も含みます。

"グリーン物流"の実現を目指して、具体的にはCO2排出を減らすためにトラックや貨物機による輸送を貨物列車や貨物船に切り替える"モーダルシフト"、天然ガス車などの低公害車の普及などの取組が進んでいます。

"グリーン物流"の活動が進んだ背景としては、2006年に施行された"改正省エネ法"により、特定荷主および特定輸送事業者に対して、省エネルギー計画の作成と提出、エネルギー消費量の報告、年1%以上のエネルギー消費原単位向上が義務付けられたことが挙げられます。

また国土交通省では、経済産業省/一般社団法人日本物流団体連合会/公益社団法人日本ロジスティクス協会/一般社団法人日本経済団体連合会と連携して、平成17(2005)4月に"グリーン物流パートナーシップ会議"を設立しています。

これは荷主企業や物流事業者が単独では困難な"グリーン物流"の実現を目指して両者がパートナーシップを組み、協働して"グリーン物流"を進めていこうとするもので、2024(令和6年)03月現在では3,300社を超える企業等が会員登録をしています。

参考リンク:グリーン物流パートナーシップ会議/国土交通省

 

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