クロメートフリー

"クロメートフリー"とは、JIS G3302"溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯"に於いて、「化成処理による被膜に”六価クロム”を含まないこと」と定義されています。

また"クロメート処理"とは、”六価のクロム酸”を含む処理液で化成処理を行う方法で、金属に施すと表面に酸化皮膜を形成し防錆効果が高まり、プラスチックに施すと表面に極性基を形成し塗装や接着剤になじみ易くなります。

”六価クロムは”安価で高い耐食性を有する為に広く普及してきましたが、その化合物はきわめて毒性が高く、直接ふれることや土壌汚染等によって間接的に人体に悪影響を起こすことが問題視される為、”クロメート処理”は次第に使われなくなってきています。

 

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