メッキ鋼管用語集

ホーロー

”ホーロー”とは、鉄やアルミニウムなどの金属材料の表面に、ガラス質の釉薬(ゆうやく)を塗布し高温で焼き付けたもので、”七宝”あるいは”七宝焼”と呼ばれる工芸品もホーローとほぼ同じモノになります
”ホーロー”は、鉄の強さとガラスの美しさを合わせ持つ素材なので、食器や調理器具などによく使われています。しかし、衝撃に弱く、ぶつけたり落としたりすると破損する恐れがあります。
 
[JP]ホーロー
 
漢字では「琺瑯」と書きますが、JIS規格ではひらがなで「ほうろう」と表記されています。
 
”ホーロー”の歴史はとても古く、紀元前1,300年ころのツタンカーメン王の黄金マスクにも”ホーロー”の技術が使われています。
 
また”ホーロー”が日本に伝わったのは、今から約1,400年前の飛鳥時代と言われ、実用品として使われるようになったのは明治に入ってからで、それまでは”ホーロー”は、宝飾品に使われている技術でした。
 

RELATED ARTICLE関連記事