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メッキ鋼管用語集
”メタルフロー”とは、金属の生産工程に於いて生じる変形の痕跡のひとつです。”メタルフロー”を観察する事で、鋼材に施された様々な加工の良否が判断されています。
具体的に溶接鋼管を製造する際には、必要に応じて鋼管の溶接部の断面の”メタルフロー”を顕微鏡で観察し、その状態から良好な溶接ができているか否かや、層状になっている”メタルフローライン”の立ち上がり角度によって溶接時のロールによる押し具合の過不足を判断しています。
顕微鏡で”メタルフローライン”を確認する際は、金属表面を研磨して滑らかにしたうえで、特定の化学薬品を用いてエッチング処理を行い、金属内部の結晶構造を露出させることで、”メタルフローライン”が顕微鏡で観察しやすくしています。