仮設工業会認証制度

"仮設工業会認証制度"とは、”仮設工業会”によって主として建設工事用の仮設構造物等に係わる労働災害防止と、その工事施工の円滑にすることを目的として設立/実施されている”認定制度”、”承認制度”、”単品承認制度”、”適用工場制度”の4つの制度を指します。

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・認定制度
”仮設足場”や”型わく支保工”等の”仮設構造物”の安全性を確保するために、”仮設機材”が”厚生労働省規格”及び”仮設工業会”の定める”仮設機材認定基準”等に適合しているかどうかを検査し、”認定検査審査委員会”で審査し認定を行う制度です。対象となるのは”認定品”に定められている61品目の”仮設機材”ですが、”単管パイプ”は”認定品”ではないためその対象とはなりません。

参照リンク:認定品目一覧(一般社団法人仮設工業会)

・承認制度
”仮設機材”に関する”認定制度”の適用を受けない、システムとして組立てられた”仮設構造物”等の安全性を確認/承認する制度です。書類審査・工場調査及び必要とされる強度試験等を実施して安全性を確認した上で、”承認審査委員会”の審査に基づき承認を行います。

・単品承認制度
”仮設機材”に関する”認定制度”の適用を受けない個々の”仮設機材”について、設置目的/設置場所/設置方法に照らし合わせて十分な安全性を有していることを確認し、”単品承認”する制度です。”単品承認検査”を実施の上、”単品承認審査委員会”で実施される審査に基づいて”単品承認”を行います。

・適用工場制度
経年劣化の可能性のある”仮設機材”の安全性を確保するため、”経年仮設機材管理基準適用工場規定”に基づいて各社が作成/運用している”社内管理規定”に沿って、機材の整備や修理等を適正に管理できている”機材センタ―”を認定する制度です。”適用工場”のうち特に機材管理等で他の模範となる工場を”機材管理モデル工場”と認定しており、2022年12月31日時点では14工場が認定されています。

参照リンク: 認証制度(一般社団法人仮設工業会)

 

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