岸壁在庫

輸入鋼材の数量を表す時に使用される"岸壁在庫"は、元来、阪和興業株式会社さまが作った業界用語です。具体的には、通関後に海運貨物取扱業者の通称である乙仲で保管されている輸入鋼材の在庫数量を指しています。

この"岸壁在庫"の調査は阪和興業株式会社大阪厚板部で始まり、当時急増する輸入鋼材の生産地や品質を確認する為に、直接数多くの乙仲へ足を運んだことに端を発しています。

当初は阪和興業株式会社さまの社内での指標のひとつとして活用されていましたが、現在では鉄鋼業界関係者にとっても、市況の先行きを占う上での重要な指標のひとつとなっています。

リンク:岸壁調査 奮闘記

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