浦項製鉄所

"浦項 (ポハン)製鉄所"とは、1973年に浦項市で操業を開始した大韓民国最大手の鉄鋼メーカー、”株式会社POSCO (ポスコ)”の主力工場です。韓国南東部に位置する"浦項製鉄所"は、年間でおよそ1500万トンの鉄鋼製品を生産し、製鉄所として世界最大級の規模を誇っています。

[JP]POSCO 浦項製鉄所

株式会社POSCOの設立当初の社名は”浦項総合製鉄株式会社”でしたが、2002年に英文表記の”Pohang Iron and Steel Company”の頭文字を踏まえた略称を正式な社名に変更しました。

”浦項製鉄所”は最大で4基の高炉が稼働していましたが、老朽化により2021年に第1高炉が閉鎖され、第2高炉についても閉鎖か改修を検討する方針が2020年に発表されました。

また令和4年台風第11号の豪雨によって”浦項製鉄所”が冠水する被害を受け、1973年の操業以来初めて高炉稼働の全てが中断される事態に陥り、自然災害に対する危機管理の重要性が改めて問われる切欠になっています。

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