複合サイクル試験

”複合サイクル試験”は塩水噴霧試験に比べてより屋外暴露との相関を求めて考案された腐食促進試験方法で、英語でCyclic Corrosion Testerと表記されるのでCCTとも呼ばれています。

”複合サイクル試験”は実際に製品が曝される環境条件から腐食因子を特定し、それらを組み合わせ繰り返し再現した試験を行うことで、製品の防錆効果の比較や品質管理の改善に活用されています。

JIS H 8502 めっきの耐食性試験方法の規定では、「サイクル試験(Cyclic Test)とは、自然環境に近似し且つ促進する目的で、腐食液の噴霧/乾燥/湿潤 の雰囲気を繰り返して行う試験」と定義されています。

以下は弊社で行った"ミズエコ"と"先メッキパイプ"の防錆効果の比較を行った複合サイクル試験の例です。

複合サイクル試験概要 例

ミズエコ_サイクル試験概要

複合サイクル試験結果 例

[JP][Blog]ミズエコ表

複合サイクル試験と暴露試験の相関表

[JP][Blog]サイクル試験対応表

 

新規CTA

RELATED ARTICLE関連記事