カーボンニュートラル

”カーボンニュートラル”とは英語で"Carbon Neutral"と表記される環境に関する用語の一つで、”二酸化炭素の増減がない状態”を示しています。

本来は”植物や植物由来の燃料を燃焼して二酸化炭素が発生しても、植物は成長過程で二酸化炭素を吸収し、酸素へ還元する光合成が働く為、大気中の二酸化炭素は増加させず二酸化炭素排出量の収支は実質ゼロになる”という考え方を指していました。

22087717_s近年ではこの考え方が概念化され、二酸化炭素の”増減に影響を与えない性質”や”排出量と吸収量のバランスが優れている状態”、つまり生産や人為的活動によって排出された二酸化炭素を”相殺”する事もカーボンニュートラルと表現される様になりました。

具体的な”カーボンニュートラル”への取組みとしては、省エネルギー化技術の普及や再生可能エネルギーの利用、植林の推進により光合成で使われる大気中の二酸化炭素の吸収量を増加させること等が挙げられます。

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