メッキ鋼管用語集

ステークホルダー

"ステークホルダー"とは、日本語で"関与"や"利害"を意味する英語の"stake (ステーク)"と、"保有者"を意味する"holder (ホルダー)"を掛け合わせた"stakeholder"のカタカナ表記です。

一般的に"ステークホルダー"は、日本語では"利害関係者"と訳されていますが、この言葉は1980年代にアメリカのビジネス論理学者であるR・エドワード・フリーマン氏が広めたと言われています。


企業の視点からの"ステークホルダー"には、お客さま・
株主・取引先・従業員・投資家・行政・金融機関・地域社会などが含まれます。

行政や地域社会が含まれることについては意外な印象を持つかもしれませんが、行政は企業の業績によって税収が変化すると言った点で"利害関係者"であり、地域社会は雇用の創出や公害・環境負荷の発生などの間接的影響を受けるため、"ステークホルダー"に当たると考えられています。

また近年に於いて企業の社会的責任は、雇用創出や製品品質の保証だけにとどまらず、自然環境の保護・労働環境の整備・人権への配慮にまで及んでいます。

そのため、企業及びその経営者が、"ステークホルダー"のさまざまな声を聞いて企業活動へ反映させようとする動きが顕著になっています。

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