保護皮膜作用

亜鉛メッキに於ける”保護皮膜作用”とは、大気中の酸素によりメッキされた亜鉛の表面に酸素や水分を通しにくい緻密な”酸化皮膜”が形成され、その下にある亜鉛の腐食速度を遅れることによりサビが発生し辛くなる現象のことです。この”保護皮膜作用”は、一般大気中のみならず水中・土中・コンクリート中でも発揮されます。

亜鉛の保護皮膜作用

一方で亜鉛を腐食させる強酸性物質/強アルカリ性物質/有機酸/食塩等が亜鉛の”酸化被膜”の表面に付着すると、亜鉛を保護している”酸化皮膜”が破壊され”保護皮膜作用”が失われる為、亜鉛のサビである”白サビ”が発生します。”白サビ”のメカニズムについては、下記のリンクをご参照ください。

 参考文献:白サビって何?!発生のメカニズムと見掛け程悪くない耐食性への影響。

酸化被膜

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