公差

"公差"とは指定した寸法に対して誤差はどのくらいまで許されるのか、その上限となる最大許容寸法と下限となる最小許容寸法の差を指し、JIS Z 8103:2000の計測用語 (番号 2630)では、"規定された最大値と最小値の差"と定義されています。

また"公差"を図面上で表記する方法は下記の表で確認できるとおり、要求される状況によって異なります。

要求される状況

図面上での表記例
[mm]

指定した寸法が100[mm]の場合の
許容寸法

最大許容寸法
[mm]

最小許容寸法
[mm]

上限と下限が同じ値の公差の場合 100 ±0.3         100.3 99.7
上限と下限が異なる値の場合 +0.3        
100 -0.5        
100.3
99.5
下限が0の場合 +0.3        
100  0               
100.3 100.0

 

 

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