メッキ鋼管用語集

オーバースペック

"オーバースペック"とは、製品の性能や機能が利用者が求めるよりも高く過剰である状態のことで、利用者と製品がミスマッチになっているという否定的な意味合いを含んでいます。

"オーバースペック"は、日本語の"過剰性能"を踏まえ、英語の”超える”を意味する”Over"と”仕様”を意味する”Specification”を組み合わせた和製英語です。

そのためビジネス英語としては意味が伝わらない可能性が高く、"Overperformance"あるいは"Overengineered"といったより一般的には使われている単語を使う方が賢明です。
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例えばパソコンの場合、"オーバースペック"な製品は、一見性能や機能が優れているため魅力的に見えますが、必要以上のスペックを持っているため価格が高くなりがちで、コストパフォーマンスが低下するデメリットが生じます。

また、国土交通省などが発注する"総合評価落札方式"を適用する場合においても、"オーバースペック"を理由に技術提案を評価せず採用されない事例が多くみられます。

参考リンク:国土交通省 近畿地方整備局 港湾空港部

 

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