撓み (たわみ)
撓み(たわみ)とは、単管パイプなどの水平部材が力を受けて変形する事及びその変形した度合いを指します。
以下の図の様に、単管パイプに荷重を加える場合を考えると、単管パイプは赤い点線の様にしなる事がイメージできるかと思いますが、この現象自体と変形した大きさを長さで測った数値が撓み(たわみ)です。
また、外部から荷重が加えられていなくても、単管パイプ自身の重量(自重)によって撓み(たわみ)は発生することともあります。
撓み(たわみ)の計算方法は公式によって算出する事ができますので、詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、以下のリンクのサイトを参考にしてください。
リンク:建築学生が学ぶ構造力学_構造力学の基礎_たわみの公式は?1分でわかる種類、覚え方、単位、導出
また、軽量単管パイプ”スーパーライト700”及び単管パイプ”JIS G3444 STK500”の撓み (たわみ)を計算する場合に必要な断面二次モーメントI [cm4]およびヤング係数E[N/mm2]は、以下の値を参考にしてください。
※なお軽量単管パイプはJISで規格化されていないので、当社製品”スーパーライト”の数字を提示しています。
種類 | 外径 [mm] |
肉厚 [mm] |
単位重量 |
断面二次モーメントI [cm4] |
ヤング係数E※ [N/mm2] |
軽量単管パイプ |
48.6 | 1.8 | 2.08 | 7.26 | 205,000 |
単管パイプ |
48.6 | 2.4 | 2.73 | 9.32 |
※日本建築学会「鋼構造設計規準」より