メッキ鋼管用語集
メッキ鋼管用語集
"建地 (たてじ)"とは、"足場"などの仮設構造物の支柱となる部分のことで、地面に垂直に立てる部材のことを指します。
"単管足場"/"枠組足場"/"くさび緊結式足場"などの地上から組み上げる足場は、何れも"建地"なしでは"足場"自体を組むことはできません。
"足場"は"建地"を支柱としてが組み立てられるため、"建地"に”ゆがみ”が生じると仮設構造物全体もゆがんでしまいます。足場全体の”ゆがみ”は、倒壊などの事故につながる可能性もあるため、"建地"を垂直に立てることが大切です。
鋼管足場の"縦地"は省令によって規定が定められていますが、近年多発している"足場"からの墜落や転落といった事故を防止するために、厚生労働省は"労働安全衛生規則"を見直して改正するなどの対策を講じていますが、平成27年(2015年)07月01日から施行されている省令において"建地"は以下のように改正されています。参考:労働安全衛生規則の一部を改正する省令のが概要/厚生労働省