シャーシ方式

”シャーシ方式”とは、コンテナをトレーラーの荷台部分の”シャーシ”に載せたままで積み込みや荷下ろしなどの荷役作業を行う方法です。
”シャーシ”はフランス語で”車台”や”台車”といった意味で、本来は海上コンテナを専用に積載するトレーラーの荷台部分を指します。
 
”シャーシ方式”では、特殊な荷役機械が不要となることで荷役作業による渋滞や運転上の危険がなくなるメリットがある一方で、必要な”シャーシ”を揃えるには費用がかさむことや、保管や荷役作業に広いヤード面積が必要になる、積載率の向上が課題になるといったデメリットも存在します。
 
シャーシ
 
トレーラーの荷台をトレーラーヘッドから外して輸送することを”シャーシ輸送”や”シャーシ便”と呼び、この方法ではヘッド部分を交換することで運転手の交代が可能になることから、物流業界の2024年問題を解決する一手として注目を集めています。
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