2025.06.11

"KAITOセキュアカメラ"で利便性と守秘性を両立?!製造現場で安全・安心に画像/ビデオを撮影する具体例。

製造現場では、作業を行う一人ひとりが、リアルタイムに現場/現物/現実を確認した上で、安全を確保し生産効率を向上させる事が理想です。

その為に写真撮影や動画撮影をスマートデバイスで行う事は、極めて利便性が高く効果的ですが、撮影されたデータには守秘性の高い情報が含まれる可能性もあり、データを正しく管理し情報漏洩等のセキュリティリスクを回避することが課題になります。

そこで今回は、私たちの製造現場でのカメラ・ビデオ撮影の効率化と情報管理の強化を両立する、"KAITOセキュアカメラ"の活用事例についてご紹介いたします。

製造現場でスマートデバイスを使用した撮影を行う課題

製造現場では、製品や設備の状態や作業の様子の記録として写真やビデオの撮影が行われることがありますが、スマートデバイスは利便性が高い一方で、不注意な取り扱いにより情報漏洩のリスクが高まる恐れがあります。

なぜなら製造現場には、製品の製造のやり方や品質に関わる守秘性の高い情報が物理的に存在するため、撮影された画像・動画に含まれている場合、不本意に外部に流出してしまうと、企業の経営の根幹を揺るがしかねない重大なリスクになります。

そのため、製造現場でスマートデバイスを使用する際には、予めルールを明確に定め、撮影対象やデータの管理方法を徹底し、従業員一人ひとりが情報管理の重要性を認識する必要があります。

しかし、ルールが複雑になり過ぎると、作業者がルールに縛られて即時対応ができなくなったりストレスを感じで、自発的な改善提案や報告行動が減少し、組織全体のパフォーマンス低下につながる可能性もあります。

つまり、製造現場でスマートデバイスを使用した写真撮影や動画撮影を活用するためには、可能な限り簡単且つ安全に利用できる環境を整える事が重要な課題になります。

KAITOセキュアカメラとは?

”KAITOセキュアカメラ”は、”社団法人日本能率協会”のグループ会社である”株式会社ジェーエムエーシステムズ ”が提供する、撮影した画像や動画を簡単且つ安全にサーバに確実に転送できる、スマートデバイス向けのカメラアプリケーション"です。

撮影した画像・動画とメモを、簡単な操作でサーバへ転送されると同時に、撮影されたデータは、自動的にスマートデバイスの端末から削除され残りません。

此等の機能性から、金融機関において本人確認書類などの個人情報及び各種契約書の撮影を行う場合や、工場等での機密情報撮影にも安心して利用することができる訳です。

当社がKAITOセキュアカメラを導入した事例

私たちは、危険予知訓練(KYT)等の安全の取り組みや、製造現場の設備点検や保守作業の記録や、またマーケティングや社員教育に使用するコンテンツ・資料に使用する為に、製造現場で画像や動画の撮影を行う事が多くありました。

当初は、撮影の目的や時間などを記入した"撮影許可申請"を発行し、担当部署の責任者から承認をもらい、会社が管理するデジタルカメラと腕章を使用して撮影を行うというプロセスでしたが、急いでいる場合や緊急時には、タイムリーに申請/承認のプロセスを踏む事が難しく、担当者が写真やビデオを「撮りたいと思った時に、すぐ撮れない」といった状況が発生し、現場の仲間の負担やストレスになっていました。

そこで私たちは、先ず会社が貸与するスマートデバイスに"KAITOセキュアカメラ"を試験導入しました。

その後、より広く"KAITOセキュアカメラ"の導入する事により、最小限のルールで社員一人ひとりがストレスなく写真やビデオの撮影業務にあたれるようになり、現場/現物/現実の状況を、写真やビデオで迅速に共有することでコミュニケーションの質を向上し、組織のパフォーマンス向上に繋げられた訳です。

具体的な取組内容をさらに詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら、下記のリンクから株式会社ジェーエムエーシステムズ公開している当社の導入事例をご参照ください。
 外部リンク:株式会社ジェーエムエーシステムズ(JMAS)_導入事例_大和鋼管工業株式会社

まとめ

今回は、私たちの製造現場での"KAITOセキュアカメラ"の活用した、画像・動画撮影業務の効率化と機密管理の強化を両立した事例についてご紹介しました。

写真や動画の撮影の以外でも、AIやIoTなどの技術がどんどん進歩し情報活用の利便性が増す一方で、誰でも手軽に使えてしまうからこそ、「情報漏洩のリスクとどう向き合うか?」が重要な課題になっています。

このブログが、皆さまの情報活用の効率化と情報漏洩のリスク低減にまつわる課題解決のヒントになれば幸いです。

当社では、皆さまの"為になるお役立ち"情報をブログやメルマガの形で発信しておりますので、内容に関するご意見やご感想及びご質問やリクエスト等がございましたら、以下のページからぜひ奮ってご連絡をいただければ幸いです。

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