2024.09.18

メッキパイプの”受け渡し方法”とは?!荷物の”受け渡し方法”の種類と大和鋼管の対応について。

お客さまから"メッキパイプ"の見積りを、「"軒下(のきした)渡し"でお願いします!」といただくことがあります。はじめて"軒下渡し"と聞いた方のなかには、どのような"受け渡し方法"か分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

一般的に運送業者が荷物を受け渡す方法には、"車上渡し"や"軒下渡し"及び"置き場渡し"と言った様々な種類があります。

そこで今回は、運送による荷物の”受け渡し方法”の種類と共に、私たちがお客さまに"単管パイプ"をはじめとした"メッキパイプ"を届けるときには、どの様な”受け渡し方法”があるのかをご紹介します。

一般的な運送による荷物の受け渡し方法の種類

前述の通り運送業者が荷物を受け渡す方法には、主に"車上渡し"や"軒下渡し"、"置き場渡し"の3つがあります。ここでは、それぞれの”受け渡し方法”の中身を、ドライバーの責任範囲の違いを中心に解説していきます。

"車上渡し"

"車上渡し"はドライバーが商品を目的地まで運送し、その後のトラックの荷台からの荷下ろし作業や移動などは荷受人自身が行う条件を指します。

この場合のドライバーの責任範囲は、商品を目的地まで輸送し、トラックの荷台で荷受人に荷物を渡すところまでとなります。

主に、まとまった量の"メッキパイプ"など、人力では運べずフォークリフトやパレットを使用することが必要になる重量物や大型商品の配送に利用されます。

下図の場合、トラックドライバーが目的地まで荷物を運んだ後は、荷受人がフォークリフトを運転して荷物を下ろします。

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"軒下渡し"

"軒下渡し"はドライバーが商品を目的地まで運送し、ドライバー自身が荷物を下ろした後、工場や倉庫などの外部、家の玄関先など、いわゆる”軒下”の指定場所で荷物を受け渡す条件を指します。

その後の荷物の移動や保管は荷受人が行い、ドライバーの責任範囲は、商品を目的地まで輸送し、指定場所で受け渡しをするところまでとなります。

ドライバーや荷受人が持ち運べる小型軽量物に利用されることが多いですが、"メッキパイプ"も重量/長さによっては宅配業者を利用することが可能な場合もあります。

しかし、配送が可能な条件などは地域や宅配業者によっても異なりますので、その場合は、"発荷主""着荷主""宅配業者"の3者間で詳細について十分に確認をし合うことで、トラブルの発生を防ぐことができます。

下図の"ユニック車"での運搬もドライバーが指定場所に荷物を下ろすことから"軒下渡し"と言えます。


[JP]自社便

"置き場渡し"                                       

"置き場渡し"は、ドライバーが商品を目的地まで運送し、荷受人が指定した場所まで荷物を運んだ後に置いていく方法です。"置き場渡し"の代表的な例としては"置き配"です。

この場合のドライバーの責任範囲は、商品を荷受人が指定した場所まで運び、置くところまでとなります。

"軒下渡し"の場合は建屋や家屋の外部/外側で荷物の受け渡しが行われますが、"置き場渡し"の場合には、荷受人からの要望があれば建屋や家屋の内部/内側まで荷物を運ぶことも可能となります。

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大和鋼管の”メッキパイプ”の”受け渡し方法”

大和鋼管では、軽量単管パイプ"スーパーライト700"をはじめとして、従来製品に対し、より"しなやか"で"強靭"な特徴を持つ高張力鋼管"STX"など、様々な用途にご使用いただける"メッキパイプ"を数多くご用意しております。

[JP][SUB]各種資料-DL(HP)


"メッキパイプ"の配送に関しましては、お客さまが要望される重量や受け渡し場所の状況に応じて、"平ボディ車"、"ユニック車(搭載型トラッククレーン)"、"トレーラー"などの車種での手配をたまわっております。

大和鋼管は、原則として"車上渡し"の条件で配送まで承っておりますが、ユニック車が手配可能な場合には、指定された場所へユニッククレーンを使用して、工場や倉庫などの屋外のお客様が指定する場所への荷下ろしまで手配する事が可能です。

しかし、お客様のクレーンやフォークリフトなどの設備を利用したりドライバーさんが自力て製品置き場に運んだり積んだりする事はできませんので、ご了承ください。

また、受け渡しができるだけスムーズに運ぶよう、お見積りをいただいた際には、車両の確認や"メッキパイプ"をお届けする時間帯の希望の有無など、詳しく状況を確認する場合もございます。

"メッキパイプ"の重量や荷姿、受け渡し場所までの距離によりましては、製品に対する代金とは別途運賃を請求させていただく場合もありますが、お客さまに安心していただけるよう、当社の営業担当者が丁寧に説明しております。

また大和鋼管では、運送による"車上渡し”および"軒下渡し"での"メッキパイプ"の受け渡しの他に、お客さま自身が手配されたトラックで、当社工場や物流加工センター、営業倉庫まで製品を"引き取り"に来られる場合の受け渡しにも対応しております。

[JP]ホイストクレーン積み込み

いずれの場合も、詳しく条件を確認したい場合には、当社営業担当者が確認・説明をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、運送による荷物の”受け渡し方法”とその違い、そして大和鋼管の"メッキパイプ"の”受け渡し方法”についてご紹介いたしました。"メッキパイプ"を安全/安心に受け取り、ご使用いただくために当社のサービスをご活用していただければ幸いです。

「メッキパイプを購入したいが、どの様な受け渡し方法があるのか?」、「メッキパイプを使用したいが、ユニック車を使ったらどのくらい運賃がかかるのだろうか?」などのご質問があれば、以下のお見積りフォームよりお気軽にご連絡下さい。

[JP][CTA]メッキパイプ見積

最後までお読みいただき感謝申しあげます。当社では、今後ともお客さまの”為になり、役に立つ”記事を積極的に配信してまいります。引き続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。


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