2025.04.02

単管パイプでコストと機能を両立?!直径48.6mmのパイプを使用した"タキイ486ハウス"をご紹介。

農業資材にかかる費用の高騰や自然災害の激甚化が懸念される昨今、頑丈でコストパフォーマンスの高い"パイプハウス"が注目を集めています。

そんな中で、「強風や大雪に強い"パイプハウス"が欲しい!」と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、"タキイ種苗株式会社"が取り扱う"タキイ486ハウス"についてご紹介したいと思います。ぜひご参考にしていただければ幸いです。

"タキイ486ハウス"とは?

"タキイ486ハウス"とは、"タキイ種苗株式会社"が取り扱う屋根型ハウスです。

アーチパイプを棟で繋げる従来の半円型の"パイプハウス"とは異なり、柱部と合掌部の直管を棟と肩の二箇所でジョイント接続する設計になっており、直管とジョイントに直径48.6mmのパイプが採用されていることからその名が付けられています。

[JP]タキイ486ハウス

"タキイ486ハウス"は、高い強度が大きな特徴です。骨材がφ48.6mmのパイプで高強度になったことで、軒高を3mまで高くすることが可能で栽培空間を広く確保できたり、ピッチを広げて採光性の向上も狙えるようになっています。

更に栽培空間が広いため、天窓の取り付けや多層カーテン/循環扇といった頭上部の設備設置もしやすく、ハウス内で栽培される作物の配置や日々行われる様々な作業性の向上が可能になります。

ハウス仕様に関しては、用途やご要望に合わせたカスタマイズが可能です。間口や奥行きを設定できるのは勿論のこと、単棟か連棟か、サイド開閉装置などのオプションの有無も選ぶことができます。

 HP:タキイ種苗株式会社|タキイ486ハウス

高強度な新スタイル設計のポイント

"タキイ486ハウス"は、間口8m/軒高3m/単棟の条件に於いて耐風強度50m/s、耐積雪50cm/㎡ という高い耐候性が保証されており、風の強い地域や積雪の多い地域でも安全/安心に使用していただけます。

強度を高めるためのポイントの一つは、脚廻りです。二本の合掌柱が地中パイプにより強固に固定されることで、強度を高めることに加え、地面からパイプが引き抜かれてしまう事態も防ぎます。

[JP]タキイ486ハウス脚廻り

強風や積雪の少ない地域などで強度のオーバースペックが懸念される場合には、合掌柱を一本脚にすることでコストを抑えることも可能です。

強度を高めるためのポイントのもう一つは、充実した補強にあります。"パイプハウス"の要となる軒部分の補強に於いて上下の母屋パイプをガッチリ支持することで、あらゆる方向からの力に耐えることができるようになっています。

[JP]タキイ486ハウス補強

具体的な導入事例三選

ここでは、"タキイ486ハウス"の具体的な導入事例として、トマト栽培ハウス/ナス栽培ハウス/倉庫の三つをご紹介します。

トマト栽培ハウス

トマト栽培ハウスは、間口7m x 単棟 x 奥行45.2mの仕様での導入となりました。

[JP]タキイ486ハウス導入実績トマト

カーテンと誘引設備を備えてもなお、栽培空間を広々と確保できているのが特徴的です。

ミスト設備も設置されており、細霧冷房と飽差制御を行っています。各機器は自動制御で、ゆくゆくは統合環境制御を検討中とのことです。

ナス栽培ハウス

ナス栽培ハウスは、間口10m x 2連棟 x 奥行43mの仕様で、こちらもカーテンと誘引設備をつけています。

[JP]タキイ486ハウス導入実績ナス

ハウス内の広い空間を利用して、換気扇を耐風対策として使用されているそうです。

フィルムには、太陽光を均等に分配するフッ素フィルムである"エフクリーンナシジ"を展張しており、より一層採光性が高い仕様になっています。

倉庫

こちらは、遮光フィルムを使用して倉庫として利用している導入事例です。

[JP]タキイ486ハウス導入実績倉庫

軒が高くできるため、背の高い農機具の格納やフォークリフトを使用しての作業も容易に行えますので、"タキイ486ハウス"は、近年高まりを見せている"パイプハウス倉庫"の需要にもピッタリです。

"タキイ486ハウス"には当社のパイプが採用されています!

"タキイ486ハウス"には、当社の直径48.6mmパイプが採用されています。当社のパイプは、「サビに強く、環境に優しい、経済性の高いパイプが欲しい」という方にオススメです。

直径48.6mmのパイプは一般的に仮設足場の資材として使われるケースが多く"単管パイプ"や"単管"、"足場管"と呼ばれることもあります。

当社の"単管パイプ"について詳しく知りたいという方は、以下のフォームよりカタログを無料でダウンロードしていただけますので、ご活用ください。

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"単管パイプ"についての基本的な情報を押さえたいという方は、以下のブログもご参照ください。

 

 ブログ:"単管パイプ"の全てがわかる?!基礎知識から価格情報及び活用方法・購入までをまとめて解説。

まとめ

今回は、”タキイ種苗株式会社”が取り扱う"タキイ486ハウス"についてご紹介しました。

"タキイ486ハウス"は、直径48.6mmのパイプを使用することで高い耐候性を実現し、農業の現場での多様なニーズに応えるため、用途に合わせて自由に選択可能なハウス仕様と多くのオプションが用意されています。

"タキイ486ハウス"の詳細をもっと知りたいという方は、以下のボタンよりご参照ください。

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最後まで読んでいただき感謝申し上げます。当社では、皆様の為になるお役立ち情報をブログや動画を通して発信してまいりますので、引続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


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