明日3/11は東日本大震災から10年の節目になり、当たり前の日常の有り難さに感謝すると共に、私たち社員一同は皆さまの為になるお役立ち情報をお届けしながら、元気を与えられる企業として成長して行ける様に、
一方で2021年02/13(土)に発生した福島県沖を震源とする福島県沖地震では、本社
幸い当社社員とその家族含め被害はなく生産にも影響は出ていませんが、現在の科学では正確に地震のタイミングと位置を予測する事が困難な為、日頃からの心構えともしもの時の対策が必要だと改めて実感しました。
そこで今回は福島県沖地震と東日本大震災の過去2回の震災時に於ける私たちの倉庫状況を振返り、荷崩れを起こしにくいクレードルについてご紹介します。
2021年 福島県沖地震での被害状況
福島県沖地震は、2021年(令和3年)2月13日(土)23時7分頃、福島県沖を震源としてマグニチュード7.3の地震が発生し、栃木県さくら市は震度4を観測しました。
この時は休日という事もあり工場は稼働しておらず、社員の被害もなく、倉庫では以前ご紹介したスタンション等の活躍により、荷崩れはありませんでした。
スタンションについて詳細は以下のブログ記事を参考にして下さい。
2011年 東日本大震災時での被害状況
東日本大震災は、2011(平成23年)3月11日(金) 14時46分18.1秒に発生し、私たちの本社工場である栃木県さくら市は震度5強を観測しました。
当時は平日で工場が稼働中でしたが、速やかに屋外に避難できた為、幸いにも社員に被害はありませんでした。
しかし、震度5強の揺れは補強されていないブロック塀が崩れる事もある規模である為に、倉庫内で保管していたメッキパイプは多数の場所で荷崩れを起こし、倉庫内はとても危険な状況でした。
震度5強でも荷崩れを起こさなかった"クレードル"
東日本大震災時でもクレードルで管理していた置き場では荷崩れが発生しませんでした。
クレードルとは、上記写真の多段積みの保管ラックです。
各ラックが差し込み式になっている為、安定していますので重量による摩擦以上の抵抗で安定して積む事ができます。
2007年にお客様の倉庫をヒントに当社でも導入しました。
クレードルのメリット
クレードルのメリットは、安定して安全/安心にはい作業ができる事も特徴です。そこで以前に録画したクレードルのはい作業のデモンストレーションを掲載しますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
動画で確認できる様にパイプに登って玉掛けする必要がなくなるので、より安全にはい作業を行う事ができます。
まとめ
今回は、震災時に於ける私たちの倉庫状況を振返り、その際に活躍したクレードルについてご紹介させて頂きました。
クレードルは安定してパイプを積み上げる事ができ、はい作業も安全に行う事が可能になるのみならず、ロケーション登録を行う事で、どのラックがどの場所にあるか記録し、欲しい製品を容易に見つける事もできる為、倉庫内の整理/整頓によって生産性の向上に繋がります。
また、クレードルを使用すると曲がりやすいパイプの上に積み重ねる事も可能になる為、ムリ/ムダ/ムラなく倉庫の空間を使用する事もできます。
更に私たちの安全/安心の取組みについて詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、危険体感研修の取組みも行なっていますので、下記のフォームからお申込みまたはお問い合わせ下さい。
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