2025.11.05

ベテランの働き方 (前半) ―長く働ける仕組みと、“0災害の追求”への貢献について。―

大和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、製造現場での日々の業務の中で、若手社員の“池田さん”が得た気付きや疑問を、私と遣り取りの中で深掘りしていくことで、皆さんと一緒に“0災害の追求”への考え方と実践を深める事を目的としています。

十二回目の今回と、十三回目となる次回のテーマは、大和鋼管の“ベテランの働き方”についてです。
関連ブログ: "人生100年時代"に向けた働き方とは?!当社のシニア世代社員へのインタビュー。

今回も今迄と同様に、OpenAI社のChatGPTを活用してブログの構成とドラフトを作成していますので、安全関連の情報発信を効果/効率を改善する上で、皆さんの参考にしていただければ幸いです。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 中村さん、少し聞いてもいいですか? 最近、平川さんと一緒に作業させてもらう機会があって、あれだけのベテランの先輩が、今でも現場でハツラツに活躍されていて、すごいなって。うちの会社って、定年のあとの仕組みはどうなってるんですか?

 

社長イラストヘルメット

中村: オォ、そんな風に感じたんだ。平川さんは本当に頼もしい存在だよ。彼のように、定年を迎えたあともまだまだ働きたいという方には、会社としても継続して活躍できる仕組みを用意しているんだ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: それって、誰でも続けて働けるんですか?


 

社長イラストヘルメット

中村: 基本は、本人の希望が第一。ただ、健康状態や希望する働き方をしっかり面談で確認するようにしている。面談には所属長や管掌役員及び人事担当が入り、今後の業務内容や役職・給与の見直しも含めて話し合う。そして私自身も、定年を迎える方とは可能な限り一対一で話すようにしているんだ。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: えっ、中村さんも直接面談を?!

 

 

社長イラストヘルメット

中村: そう、それ迄長く会社に貢献してくれた仲間にとっての、人生の大きな節目だからね。積み重ねてきた経験と会社への貢献に対して、シッカリと尊敬と敬意を持って受け止めたいと思ってる。その上で、希望と現実をすり合わせて、新しい雇用契約を結ぶんだ。


池田さんイメージイラストヘルメット

池田: それで65歳までは働けるんですよね?


 

社長イラストヘルメット

中村: そのとおり。高年齢者雇用確保措置に基づいて、65歳までは継続雇用が基本。さらに、嘱託という形で70歳まで働ける制度も整えている。もちろん、これも本人の希望と会社の判断が一致した場合に限るけどね。
参考: 高年齢者雇用確保措置(厚生労働省)

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 平川さんって、70歳を超えてるって聞いたんですが…。


 

社長イラストヘルメット

中村: うん。彼は特例中の特例だよ。年齢を重ねてもなお本人に体力的にも自信があって、現場の安全や品質への貢献度が高いと判断されたから、会社と本人の合意で引き続き雇用している。

そういう社員は製造部以外にも数名いるけど、いずれの方も特別な存在だね。その人の持っている経験や存在が、現場にとって本当に大切だからこそ、できる限りの活躍の場を作っているんだ。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: なるほど…。その背景には、やっぱり“0災害の追求”っていう考え方もあるんですか?



社長イラストヘルメット

中村: もちろん。特に“安全/安心/健康の為の5S”及び“自己管理”においては、ベテランの知見と経験が大きな価値を持っている。過去の経験から「ここは危ないぞ」と気付ける感覚が自然と身に付いているし、若手が気づきにくい変化にもすぐ反応できる。それに、“程よい緊張感”を維持できる”自己管理”の実践が、現場に安心感を与える存在でもあるよ。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 確かに。平川さんがいるだけで、場の雰囲気が締まりますし、「この人が見てるからしっかりやろう」って思えるんですよね。


 

社長イラストヘルメット

中村: そう、それが“程よい緊張感”の一つだね。年齢に関係なく、働きたいという気持ちがあって“価値貢献”できるなら、それを活かさない手はない。うちは、その受け皿をちゃんと用意してるつもりだよ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: う〜ん、働く側としても、安心できるし、長く続ける意義を感じられますね。

 

 

社長イラストヘルメット

中村: そう思ってくれると嬉しいよ。若手の育成や技術の伝承にもつながるし、“安全は人から”という原点を大切にし続けたいんだ。

 

 

大和鋼管では、60歳の定年を迎えた社員に対して、個別の面談と丁寧な対話を重ねたうえで、65歳、さらには70歳までの継続雇用が可能な仕組みを整えています。

特に、現場の安全文化を知識と経験に基づき支えてきたベテラン社員は、「0災害の追求」において重要な役割を果たしており、その知見と存在感は若手社員の育成にも繋がっています。

誰もが安心して、年齢に関わらずその人らしく働き続けられる環境づくりが、これからも安全な職場づくりの土台になると信じています。

これからも我々は、“0災害の追求”の一環として、“安全/安心/健康に働き続けられる職場づくり”に多面的に取り組んでいきますので、引続き皆さんともザックバランに情報共有/意見交換をさせていただければ幸いです。

今回の安全ブログは以上です。このブログとの関連にかかわらず、“0災害の追求”の取組に関して、何かお気付きの点やご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。

本件に関するご質問/ご提案/リクエストはこちら

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎

執筆者紹介

中村 慎市郎
中村 慎市郎
大和鋼管工業(株)に3名いる代表取締役及び社長としてのみならず、海外の関連会社5社を含むone to ONE Groupのトップマネジメントとして、自らが"安全ブログ"を執筆する。製造業に携わる一人ひとりが安全/安心/健康にハツラツと活躍する職場環境の実現に自らチャレンジし、読者の皆さんとのザックバランな情報共有/意見交換に取り組んでいます。

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