2025.05.07

安全意識アンケートの結果を踏まえた、今後の“0災害の追求”の取組について。

大和鋼管の中村です。GWは如何お過ごしだったでしょうか?今回は当社の現場若手社員“池田さん”が、”安全意識に関するアンケート”を行ってくれましたので、その結果を踏まえて、我々の“0災害の追求”での取組を会話形式で提示する事で、製造現場の安全意識の向上の充実に取り組んでみたいと思います。

今回も引続きChatGPTの力も借りて、なるべく分かり易い情報共有・提供にチャレンジしてみましたので、皆さんの長期休暇明けの安全への取組の参考にしていただければ幸いです。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 中村さん、GW明けに早速ですが、全製造現場で働く社員を対象に実施した『安全意識に関するアンケート』の結果がまとまりましたので、報告します。

 

社長イラストヘルメット


中村: ありがとう、池田さん。今回のアンケートは、現場で働くみんなの“生の声”を拾い上げて、私たちの目標である『0災害』に向けて、何をどう改善すべきかを明らかにしていくうえで、とてもイイ切掛になる取り組みだったね。

池田さんイメージイラストヘルメット
池田: はい。これまで“安全ブログ”などでも繰り返し伝えてきたとおり、“0災害の追求”は“上からの指示”でつくられるものではなく、一人ひとりの“現場での気づき”から生まれるものだと思います。その意味でも、今回のアンケートは現状を把握するための大切な第一歩になったと考えています。早速ですが、アンケートの内容と結果は以下の通りです。

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<安全意識アンケート 結果概要>
① 職場の安全対策は十分だと思いますか?
    •    はい:53件(45.7%)
    •    いいえ:63件(54.3%)

[JP]1安全ブログアンケートグラフ
② ①に対して【いいえ】と答えた方は具体的に理由を記入お願いします。
    •    回答数:60件

③ 職場で危険を感じたことはありますか?
    •    はい:69件(59.5%)
    •    いいえ:47件(40.5%)

[JP]2安全ブログアンケートグラフ
④ ③の回答に対して【はい】と答えた方は具体的な危険箇と感じた内容の記入をお願いします 。
    •    回答数:64件

⑤ 上司や先輩、仲間が危険な行動や乱れた服装をしていたら注意・指摘ができますか?
    •    はい:102件(87.9%)
    •    いいえ:14件(12.1%)

[JP]3安全ブログアンケートグラフ
⑥ ⑤の回答に対して【いいえ】と答えた方は具体的な理由の記入をお願いします。
    •    回答数:12件

⑦ ヒヤリハット等の危険を発見した際に、報告しやすい環境ですか?
    •    はい:102件(87.9%)
    •    いいえ:14件(12.1%)

[JP]4安全ブログアンケートグラフ
⑧ ⑦の回答に対して【いいえ】と答えた方は具体的な理由を記入お願いします。
    •    回答数:10件

⑨その他、安全に関する意見や要望があればご記入ください。
    •    回答数:34件
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社長イラストヘルメット中村: まず全体としては、安全対策が『十分でない』だと感じている人が過半数を超えているのは、まだまだ問題や課題が残っていて、皆の安全への意識が高いという事だね。私たちが今後しっかり向き合わなければならない課題だ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい、更に職場で実際に危険を感じたことがある仲間も6割を超えています。今迄もかなり改善を重ねてきている認識ですが、製造現場で働く社員が「もっと“安全対策”を改善できる余地がある」と感じているならば、更なる“0災害の追求”に取り組むチャンスですね。

 

社長イラストヘルメット

中村: 一方で、仲間への注意やヒヤリハット等を報告がしやすいと感じている人が8割以上いたのは、会社として取り組んできた“⑥:Open (オープン) = 開かれている”や“⑦:Networked (ネットワークド) = 仲間及びパートナーと協力・連携していく"が根付き始めている証拠かもしれないね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: そうですね。ただし、注意や報告がしにくいという回答も一定数あったので、”0災害”を実現していくには、どこに課題があるのかを今後さらに詳しく把握して、改善していく余地があると考えています。

 

社長イラストヘルメット

中村: その通りだね。今回のアンケートでは、それぞれの回答に対する“具体的な理由”や”安全に関する意見や要望”も出して貰えたね。それについては今後、内容を丁寧に分析/統合して、実際の安全対策や職場改善に反映していけるとイイね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい。個別の意見については、職場環境・報告体制・人間関係など、どこに改善や工夫の余地があるかを整理整頓し、部門/部署毎に現場/現物/現実を踏まえてフィードバックや改善提案をしていけるよう準備しています。

 


社長イラストヘルメット中村: とても良い姿勢だね。アンケートは集めただけでは意味がない。“集めた声”を踏まえて、“0災害の追求”の具体的な行動に“つなげる”ことが重要だ。今後も定期的に同様のアンケートを行い、改善の進捗を“見える化”することで、会社全体で安全意識の底上げを実現していきたいね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい、私たち現場でも、改善の流れをしっかり感じられるような取り組みが見えると、より“真っ当、前向き”に“0災害の追求”に取組めると思います。

 

社長イラストヘルメット

中村: “安全は全員で取り組むべき”。これが大和鋼管の考え方だ。今回の結果をしっかり次につなげて、社員全員が安心して働ける職場づくりを、これからも一緒に進めていこう!

 

 

今回の安全意識アンケートでは、現場で働く仲間の率直な声から、現場で進行中の安全対策への実感や危険に関する問題認識、そして報告・注意のしやすさに関する実態が明らかになりました。

この結果を踏まえ、今後は自由記述を含めた詳細な分析/統合を行い、テーマごとに課題と対策を具体化してまいります。

社員一人ひとりの声を土台に、“0災害の追求”を“対話と実践”で積み重ねることで、一歩ずつ前に進めていければと思いますので、ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡いただければと思います。本件に関するご質問/ご提案/リクエストはこちら

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎


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