大和鋼管の中村です。今回の安全ブログでは、顕在意識で“0災害の追求”を“真っ当、前向き”に進めていく上で、その基本となる“食事と運動”について詳しく説明できればと思います。
食べる事は、我々が日常生活を行う上で必要なエネルギーを取り込む極めて重要な行為ですし、我々は自身が食べたモノでできていると言っても過言ではありません。
また“頭と心と体の健全さ”を維持/向上する上で、“食べ方”はとても大きく影響します。例えば肉体改造をする場合に重要となる要素の8割は食事で、2割が運動とも言われています。
そして何をどう“食べる”かが、直接的に体の状態や心の持ち様、考え方に迄影響を及ぼします。
“食べる”上で特に気にして欲しいのはやはり、ゴハンやパンに含まれる“糖分”と肉や魚に含まれる脂質、筋肉の元となる“たんぱく質”です。
我々が“美味しい”とか“旨い”とか感じるのは“糖分”と”脂質”で、以前に健康飲料のコマーシャルでも言われていたこともありました。特に糖分は血糖値に影響を与えるので、食べ過ぎてしまう要因になりがちです。
例えば睡眠によって長く食べ物が体に入って来なかった朝に“糖分”を摂取すると、血糖値が急上昇し、どうしてももっと“糖分”を摂取したくなる様です。
我々の脳は基本的に狩猟時代と同じままの構造になっているので、食べられる時に存分に食べる様にプログラムされている訳です。しかし、一般には食事に困らない現代の日本に生きているとどうしても食べ過ぎてしまいがちです。
その状況が続くと、がんや脳卒中及び糖尿病等のいわゆる“生活習慣病”に陥りやすくなりますし、また自身の体調や見かけが気になってしまい、物事を後ろ向きに考えがちになってしまうこともあります。
参考リンク: 生活習慣病
“頭と心と体の健全さ”を維持/向上する上で先ず大事なことは、“食べるモノ”と“食べ方”に気をつける事です。
自身の理想の体形や日々の生活リズムを考えて、自身の代謝に合わせて食事を管理・調整できる様になれば、自ずと健全な体になり、健全な精神を宿す事ができる訳です。
その“代謝”を司る上で重要なのが”運動”なのですが、私自身はこの運動を明確に2種類に分けています。一般的な“運動”と、筋肉を付けて代謝を上げる為の“筋トレ”です。
我々が通常行う、歩く/走る等の運動では、一定時間以上行えば脂肪を燃焼させる事はできますが、基本的に新たに筋肉は付きません。
筋肉が付くのは筋肉を使って筋繊維が切れて修復する状態、つまり“筋肉痛”が発生している時で、これは単純に脂肪を燃焼させるだけでなく、新たに筋肉が付く事によって代謝を上げる事に繋がります。
つまりシッカリと筋肉を付けて代謝を上げれば、食べても太らない体質を実現できる訳です。
こうなるともう鬼に金棒ですね。十分な筋肉による高い代謝で美味しく食事を食べて、適切に“筋トレ”を中心に運動を行うという好循環が回る事で、頭と心と体の健全さを継続的に維持/向上できるようになります。
特に製造現場では昼勤と夜勤の切替えや、季節によっては寒暖差が激しい場合もあり、健全な肉体と精神を以て日々バランスよく食べ、適切に運動することは、程よい緊張感を維持/向上させ“0災害の追求”を進める上で重要な基盤になります。
今はまさに”食欲の秋”の真っ最中でどうしても食べ過ぎになりがちですが、先ずは顕在意識で自身の体の理想の状態を想定すると共に、自身の食べ方と代謝を”真っ当、前向き”に把握する事から、“頭と心と体の健全さ”の維持/向上に努めてみてください。
このブログでは、可能な限り私自身の経験と知見を皆さんに共有しながら、率直なご質問/ご提案/リクエストを頂き、一緒に“0災害の追求”の更新に挑み、行動していきたいと考えています。
今回の“安全ブログ”の内容や我々の“0災害の追求”の取り組みについて、ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。
最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。
大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎
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