本音で危険を感じた瞬間①:「聞きたいけど、忙しそうで声をかけられない時」にはどうする?

大​​和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、若手社員の“池田さん”と私との会話を通じて、製造現場で得られた安全に関する日々の気付きや疑問を皆さんと一緒に深掘りし、“0災害の追求”の取組を充実させる事を目的としています。

今年からは公開頻度を原則月一回にし、読者の皆さんが安全への取組を進めるにあたって、より“為になり、役に立つ”内容にしていきたいと考えております。

今回からは、実際に現場でみつけた”本音で危険を感じた瞬間”について深掘りしていきますので、“0災害の追求”についてよりリアルな課題とその対策に関して、皆さんと一緒に考えていければ幸いです。

そしてその第一回目のテーマは、「聞きたいけど、忙しそうで声をかけられない時」についてです。

引続きブログの構成及びドラフトは、OpenAI社のChatGPTを活用し、安全関連の情報発信の効率性効果性の向上に努めていますので、何かお気付きの点や確認したいことがあれば、以下のリンクよりご遠慮なくいただければ幸いです。

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池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 中村さん、ちょっといいですか。実は最近「これ、危ないな」って思った瞬間があったんです。

 

 

社長イラストヘルメット

中村: そうなんだ。どういう状況だったの?

 

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 作業のやり方で分からないことがあったんです。でも、いつもは教えてくれる先輩がすごく忙しそうで……。なんだか今聞いたら迷惑になりそうだと思ってしまって。


社長イラストヘルメット

中村: ああ……それは、現場あるあるだね。




池田さんイメージイラストヘルメット

池田: そうですよね。「こんなこと今さら聞くな」と思われたら嫌だなとか、「自分だけ分かってないと思われたくないな」とか考えちゃって、結局その時は聞けなかったんです。

 

社長イラストヘルメット

中村: それで、どうした?




池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 正直に言うと、しばらく迷ったあと、自分なりに判断して作業を進めました。結果的には大きなトラブルにはならなかったんですけど、あとから考えると不安全だったなぁ〜と感じて。



社長イラストヘルメット

中村: 池田くん、その感覚はすごく大事だよ。実は、「聞けなかった」というより、「分からないまま進めた」ことのほうが、ずっと危険なんだ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田:やっぱり、そうですよね……。




社長イラストヘルメット

中村: 「分からない→でも聞けない→自己判断が増える→いつの間にか“いつもと違う作業”になる→不良や事故の起点になる」。この流れは要注意だよね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 頭では分かってるんですが、その場になると、「今は聞けない」って気持ちが勝ってしまって。


 

社長イラストヘルメット中村:それが普通だよ。人間は基本的に弱くて流され易いんだ。だからこそ、「聞けなかった自分が悪い」で終わらせちゃいけない。



池田:正直、「自分が弱いのかな」って思ったりしました。

 

 

中村:いや、それは違う。聞きづらいと感じる空気があるなら、それは職場全体の安全課題だ。




池田:安全課題ですか?

 

 

中村:そう。「聞けない→ 分からない→ 勝手に判断する→ 事故につながる」は、まさに現場で起こしたくない負の連鎖だからね。これは個人の性格の問題じゃない。”安全の確保”の為なら、「何時でも聞いてイイ」という共通認識が足りていないだけだ。



池田:たしかに忙し時に「聞く」
って、勇気がいりますが、”0災害の追求”の為になら、”安全最優先”で行動しなきゃですね。

 

中村:そうだね。いくら忙しい時でも、少しでも相手に”尊敬”を添えられれば相手には伝わるよ。仮にその場は少しわだかまったとしても、その後は問題ない筈だよ。まさに”理を優先して、情を添える”の実践だね。



池田:……はい。”尊敬”って”相手の目で見て、耳で聞いて、心で感じる”ことでしたよね。今日の話を聞いて、「聞けなかったこと」より、「分からないまま進めた」の方が危険だったし、コミュニケーションに工夫をすれがイイってことが腑に落ちました。

 

中村:仮に”安全の確保”の為に、質問ができなかったり、答えて貰えなかったりする職場なら、それ自体が問題だ。”安全”よりも優先される作業なんて、うちにはないからね。



池田:そうですよね。これからは、「忙しそうだからやめとこう」じゃなくて、「分からないなら聞こう」って考えて、臆さず相手への”尊敬”を忘れずに行動します。

 

中村:それでいい。”0災害の追求”は、技術や設備だけで成り立つものじゃなくて、如何に仲間と頻繁に意思疎通できるかが”鍵”なんだ。



池田:一人ひとりが、分からない時には、いつでも聞けるとイイですね。


 

中村:そうだね。そしてその声を受け止められる職場であること。その積み重ねが、事故の芽を一つずつ摘んでいく。一人ひとりが主体的に関わって雰囲気をつくっていくことが大事だし、仕事のみならず様々なことに関して、頻繁に話せていると自ずと信頼関係は深まるよ。


池田:“聞きたいけど聞けない”っていう”本音”を出せてよかったです。


 

中村:その”本音”こそが、”0災害の追求”の原動力だ。安全/安心/健康を前に進める為にも、もっと頻繁に”本音”で話して行こう。

 

 

相手の反応や自分への評価を気にして、必要な事その場で聞けない事は、製造現場に関わらずどの職場でも起こりうる状況でし極めて自然な現象です。

一方で製造現場では、この躊躇や迷いが、大きな労災に繋がる可能性があります。

人間を常に”弱い者”と認識して、何時でも気軽に何でも聞ける雰囲気の醸成や、いざとなったら勇気を持って正しい行動ができる人財の育成において”鍵”となるのは、常に様々な事に関し頻繁に話をする習慣です。

常に”性弱説”に基づいて、職場の環境整備を進め、雰囲気作りを行う事が、”0災害の追求”を推進する基盤になりますので、是非現場の一人ひとりと創意工夫しながらその”基盤固め”に取り組んでみてください。

今回の安全ブログは以上です。このブログとの関連にかかわらず、“0災害の追求”の取組に関して、何かお気付きの点やご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。

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最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎

執筆者紹介

中村 慎市郎
中村 慎市郎
大和鋼管工業(株)に3名いる代表取締役及び社長としてのみならず、海外の関連会社5社を含むone to ONE Groupのトップマネジメントとして、自らが"安全ブログ"を執筆する。製造業に携わる一人ひとりが安全/安心/健康にハツラツと活躍する職場環境の実現に自らチャレンジし、読者の皆さんとのザックバランな情報共有/意見交換に取り組んでいます。

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