2025.11.19

「作業着は安全の第一歩」──“0災害の追求”の基本は「自分と仲間を守る心構え」から

大和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、若手社員の“池田さん”が私との遣り取りの中で、製造現場で得た日々の気付きや疑問を深掘りし、皆さんと一緒に“0災害の追求”の考え方と実践を充実させる事を目的としています。

今回から数回にわたって現場で使用している”保護具”をテーマにしていきます。一回目は“作業着”についてです。

今回もこれ迄と同様に、ブログの構成とドラフトはOpenAI社のChatGPTを活用し作成していますので、安全関連の情報発信に取り組む皆さんの効果/効率の向上の参考にしていただければ幸いです。

社長イラストヘルメット

中村: 池田くん、その”作業着”、もうだいぶくたびれてるね。頑張ってる証拠だとは思うけど、気になってね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: あっ、中村さん。確かに膝と肘のあたりが少し薄くなって、先日整備作業中に引っ掛けた部分に穴が開いてますね。着慣れてて動きやすいんですが、やっぱり安全面ではマズいですかね?

 

社長イラストヘルメット

中村: そうだね。”作業着”は「一番身近な保護具」とも言えるから、消耗したままだと守る力が落ちてしまう。特に現場で頑張る人ほど、擦れや破れが早く出る。だからこそ、適切なタイミングで交換することが、“0災害の追求”の基本だよ。


池田さんイメージイラストヘルメット

池田: なるほど…。自分ではつい「まだ着られる」と思っちゃいますが、それが油断なんですね。

 

 

社長イラストヘルメット

中村: その通り。「まだ大丈夫」は一番危ない。特に袖口や裾、ボタンの締め忘れもそう。ちょっとした引っかかりや巻き込みが、思わぬ大事故につながることもあるからね。



池田さんイメージイラストヘルメット

池田: そういえばKYT(危険予知トレーニング)でも、”防護具”の未着装や不備が原因のヒヤリハット事例も出てましたね。
参考ブログ: KYT(危険予知トレーニング)で「気づける力」を高める(前半)

 

社長イラストヘルメット

中村: うん、”作業着”は「制服」じゃない。「防護具」なんだよ。それを毎日当たり前に着るからこそ、着方や状態の確認がとても大事なんだ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: うちの”作業着”って、素材もしっかりしてますよね。先輩が、火花の飛ぶ現場では耐炎素材の作業着を検討してるって言ってました。

 

社長イラストヘルメット

中村: 現場に応じて適した素材を選ぶのも、大和鋼管のポリシーのひとつ。誰にでも同じ装備じゃなくて、「どこで」「何を」するかに応じて、安全のレベルも変わるからね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: あと、洗濯のことなんですが…。うちの”作業着”って、会社でクリーニングしてくれてますよね? 実家にいたとき、母親が「鉄粉や油汚れは他の洗濯物と一緒にできない」って言ってたのを思い出しました。

社長イラストヘルメット

中村: そうそう、それも安全配慮の一環なんだ。家庭の負担軽減はもちろん、適切な洗浄で安全性を保つことにもつながってる。見た目にはわからないけど、作業着に残った油分や化学物質が引火や皮膚障害の原因になることもあるから。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 見えない危険、ですね…。毎日のことだからこそ、改めて意識しないと。


 

社長イラストヘルメット

中村: “0災害の追求”としては、「当たり前を疑う」姿勢が重要なんだ。”作業着”を正しく着ること、整えること、状態をチェックすること。それは、未来の自分と仲間を守る行動なんだよ。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい。明日から、着る前に袖や裾をちゃんとチェックして、必要ならすぐ交換します。それが”0災害の追求”につながる確かな一歩ですね。

 

社長イラストヘルメット

中村: そう、その通り。安全の基本は、毎日の小さな気付きと具体的な行動の積み重ねなんだよ。頑張って仕事をしているからこそ、常に過不足のない作業着で自信を持って仕事をして行こう。

 

 

”作業着”は、安全を支える最も基本的で身近な”保護具”です。

動きやすさと安全性の両立はもちろん、袖口や裾の締め忘れ、汚れ・破損の放置は重大なリスクに直結するので、現場に合った素材の選定、会社によるクリーニング体制も、安全に対する我々の主体的な姿勢の表れです。

「着る」という動作一つにも、安全への責任と心構えが込められているので、日々の確認と点検を怠らず、0災害の追求を現場から積み上げていきましょう。

これからも“0災害の追求”の一環として、“安全/安心/健康に働き続けられる職場づくり”に多面的に取り組んでいきますので、引続きザックバランに皆さんと情報共有/意見交換をさせていただければと思います。

今回の安全ブログは以上です。このブログとの関連にかかわらず、“0災害の追求”の取組に関して、何かお気付きの点やご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。

本件に関するご質問/ご提案/リクエストはこちら

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎

執筆者紹介

中村 慎市郎
中村 慎市郎
大和鋼管工業(株)に3名いる代表取締役及び社長としてのみならず、海外の関連会社5社を含むone to ONE Groupのトップマネジメントとして、自らが"安全ブログ"を執筆する。製造業に携わる一人ひとりが安全/安心/健康にハツラツと活躍する職場環境の実現に自らチャレンジし、読者の皆さんとのザックバランな情報共有/意見交換に取り組んでいます。

RELATED POST関連記事


RECENT POST「安全」の最新記事


「作業着は安全の第一歩」──“0災害の追求”の基本は「自分と仲間を守る心構え」から